ダブルトップとは株価が上昇したあと頭打ちとなり、株価は下落したが、再度、株価が上昇することをいう。
2回、株価の天井を打つことがダブルトップであり、3回の株価天井を打つことがトリプルトップである。
ダブルトップなどチャート分析は株式投資に必須とされる。
しかし、私見では、ダブルトップという言葉は、株価を予測するために生まれたものではなく、既知の株価の値動きを解説のために考え出されたに過ぎないと思う。
なぜなら、株価の値動きを予測することは不可能だからである。
1回、株価が天井を打った後、売りが続出し、株価が値下がりしたとしよう。そのとき、売りが多く、買いが少なければ、ダブルトップにはなり得ないのである。
板情報を見て、売りと買いのバランスを見極めることが重要であり、株価の値動きを勝手に予測し、ダブルトップと断定したデイトレードは大変危険だといえる。